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商品について

JANコード

9781912339778

Y!での商品説明(銀座 蔦屋書店)

1934年生まれ、70年代日本を代表する写真家・深瀬昌久は、北海道北部の美深町生まれ。実家は、3代にわたり写真館を営んでいました。

1971年8月深瀬は、妻である洋子を伴って十数年ぶりに故郷を訪れ、弟と妹が出来て大所帯になり成長した家族と再会し、写真館のスタジオで、家族の記念写真を撮影することにしました。しかし、妻には腰巻きひとつを身につけさせ半裸姿で家族の中に投入し、異様な家族写真の撮影を始めます。

「三代目くずれである、私のパロディー」と自身が公言するように、伝統的な家族写真のスタイルを皮肉った本作は、途中に中断もありましたが、1989年の深瀬写真館が廃業を迎えた日まで継続されました。

本書は、1991年にInter Press Corporationより刊行された写真集『家族』の新装版になります。深瀬写真館で撮影された家族の肖像写真が撮影年順に収録され、巻末には原版に収録された深瀬による自伝と、深瀬昌久アーカイブスの創設者兼ディレクターを務めるトモ・コスガによる本作解説が収録されています。

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