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9784794215963

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発売日:2007年06月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:草思社 / 発売国:日本 / ISBN:9784794215963 / アーティストキーワード:波多野勝 / タイトルキーワード:ショウワテンノウトラストエンペラー,フギトマンシュウコクノシンジツ

内容詳細:昭和七（一九三二）年三月一日に成立した満州国は、僅か十三年余で消滅した。大陸にかけた人々の理想は雲散霧消し、日本の敗戦で多大な犠牲者が出た。大清帝国復活を望む溥儀を担ぎ、新国家建設をめざす関東軍がつくりだしたという満州国。それは本当に傀儡国家だったのか。昭和十（一九三五）年と十五（一九四〇）年の二度の訪日後、国民に向けた詔書に溥儀自ら手を加え、天皇との精神一体化を強調したのはなぜか。建国神廟に天照大神を祀・・・

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溥儀と満州国の真実 波多野勝 草思社ショウワ テンノウ ト ラスト エンペラー ハタノ,マサル 発行年月：2007年06月 ページ数：246p サイズ：単行本 ISBN：9784794215963 波多野勝（ハタノマサル） 1953年生まれ。日本近現代史研究家。慶應義塾大学法学部卒業。同大学院法学研究科博士課程修了。法学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） はじめに　満州国皇帝溥儀とは何だったのか／第1章　復辟への道／第2章　満州国建国／第3章　皇帝即位／第4章　溥儀訪日／第5章　回鑾訓民詔書／第6章　関東軍の「内面指導」／第7章　建国神廟／おわりに　東京裁判証言における溥儀の真意 昭和七（一九三二）年三月一日に成立した満州国は、僅か十三年余で消滅した。大陸にかけた人々の理想は雲散霧消し、日本の敗戦で多大な犠牲者が出た。大清帝国復活を望む溥儀を担ぎ、新国家建設をめざす関東軍がつくりだしたという満州国。それは本当に傀儡国家だったのか。昭和十（一九三五）年と十五（一九四〇）年の二度の訪日後、国民に向けた詔書に溥儀自ら手を加え、天皇との精神一体化を強調したのはなぜか。建国神廟に天照大神を祀ることに執心したのはなぜだったのか。訪日中の昭和天皇、各皇族との交流に着目、外務・陸軍省史料をもとにこれをたどり、溥儀の真意を読み解いていく。新たな視点から溥儀と満州国の実像に迫った意欲作。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 世界史